こんにちは!今回は、「鶏肉」のお話です。
ゴールデンウィークお天気が良く暑い日も多かったので、友達や家族をバーベキューを楽しんだ方も多いと思います。
バーベキューと言えばお肉ですよね!
日本の食卓に並ぶお肉の代表と言えば
・牛肉
・豚肉
・鶏肉
が思い浮かぶと思います。焼肉というと牛肉が人気だと思いますが、最近は、美味しさに加えてヘルシーで高たんぱくということで、健康志向の高まりから鶏肉も人気なようです。
他のお肉に比べ、低価格なので、いろいろな調理法で、日常的にも頻繁に食べられていると思いますが、そもそも「鶏肉ってなんの肉?」でしょうか。
もちろん、「鳥の肉なのはわかるんだけど、いったいなんの鳥なの?」と一度は疑問に思ったことがありませんか?
鶏肉の「鶏」は「ニワトリ」と読みます。その通り、鶏肉は「ニワトリ」のお肉です。
でも、牛肉、豚肉ときたら、ニワトリ肉ではなく「とり肉」ですよね。
なぜニワトリ肉と言わないのかなと、不思議に思いますが、今更ニワトリ肉というと、なんか違和感がありますよね。
今回は、「にわとり」「鶏肉」など英語でどう表現するかを解説していきます。
生きている「鶏」の英語は「chicken」?
「鶏」といえば「chicken」(チキン)を思い浮かべる人は多いと思います。
では、生きた「にわとり」をみて、英語でも「かわいいチキン!」というのでしょうか?
日本語でチキンと言うと、生きている鶏ではなく鶏肉のことを指しますよね。
鶏をみて、かわいいチキンだねとは言いませんよね。
そのため、「かわいいチキン!」というと、どうもお肉になった状態を想像してしまいなんとかく違和感を感じてしまいます。
英語の場合、鶏は生きている動物としての鶏と食用の鶏肉で単語は同じなのでしょうか?
正解は、生きている動物としての鶏も「chicken」という事ができます
牛はcow、牛肉はbeef。豚はpig、豚肉はporkと、それぞれ動物と食用の肉では単語が違っていますが、牛や豚とは異なり、鶏は一個体の動物としても、切り分けられた肉にしてもchickenと言うことができます。
しかし、注意点があります!
一羽の鶏として(生死を問わず)形をとどめている場合にはa chickenやchickensのように可算名詞として扱い、食用に切り分けられた場合には不可算名詞として扱います。
例えば
・I love chickens.
・私は(動物としての)鶏が大好きです。
・I love chicken.
・私は(食べ物の)チキンが大好きです。
日本人にとって三単現や、複数の「S」は馴染みがないものなので、「S」くらいつけてもつけないくてもそんなに重要じゃない!と思いがちですが、
生きた鶏に対して、I love chicken.と不可算名詞でchickenを使ってしまうと、食用の鶏肉を思い浮かべてしまい、残酷な感じがしてしまいます。
この違いとても重要なので覚えておきましょう。
「生きている鶏」→「a chicken(1羽の鶏)」や「chickens(鶏たち)」のように可算名詞にする。
「鶏肉」→冠詞をつけずに「chicken」とする。
この2つだけ覚えておきましょう。
他にも、雄鶏、雌鶏、ひよことそれぞれ違う単語がありますのでご紹介しますね。
「雄鶏(おんどり)」を英語でいうと?
「雄鶏」は英語で「rooster」です。
・2017 is the Year of the Rooster.
・2017年は酉(とり)年にです。
「酉年」の「酉」もこの雄鶏の「rooster」を使って「the Year of the Rooster」と言うのが一般的です。
・The rooster says ‘coockle doodle do!’
・雄鶏は「コケコッコー」と鳴きます。
鶏の鳴き声は日本語では「コケコッコー」ですよね。英語の場合は、「cock-a-doodle-doo」と表記し、読み方は「カァカァドゥゥードゥルドゥゥー」です。
「雌鶏(めんどり)」を英語でいうと?
「雌鶏」は英語で「hen」です。
・ThThis hen lays an egg every day.
・この鶏は、毎日卵を産みます。
「卵を産む」は 「lay an egg(たくさん産む場合は the eggs)」と表現します。
「ひよこ(ひなどり)」を英語でいうと?
「ひよこ」は英語で「chick」です。
「baby chicken」という場合もあります。
通常、男性が女性に対して使う言い方です。
海外ドラマや映画などで「chick」とう言葉が出てきた場合はこの意味のことが多いです。
・Look at that chick!
・あの女の子を見て!
以上「鶏(にわとり)」に関する英語表現のご紹介でした!