「イソップ童話」って英語でなんていう?

「イソップ童話」って英語でなんていう?

こんにちは、前回は「グリム童話」についてご紹介しましたが、今回は同じく「世界3大童話集」とされている「イソップ童話」について書きたいと思います。

イソップ童話とは、今から2500年以上前である紀元前6世紀ごろ、古代ギリシアの奴隷だったアイソーポスという人が、人々に語ったとされる寓話です。

『イソップ物語』といえば、「アリとキリギリス」「ウサギとカメ」「王様の耳はロバの耳」「金の卵を産むガチョウ」など、動物などを使った「たとえ話」で、教訓をわかりやすく書いたものが多いですよね。

子供の頃読んだ数々のお話、大人になって面白く読めますよね。
今から2500年以上前に古代ギリシアの奴隷だった方が書いたお話が時を経ていまだに、そしてこれからも変わることなく語り継がれるなんて本当に驚くべきことですよね。

イソップ童話を英語で言うと?

「イソップ童話」は「Aesop’s fables」と言います。「fable」は「寓話」という意味です。

寓話と童話の違いについて

寓話と童話(前回ご紹介したグリム童話)は似たようなものと思われますが、実は大きな違いがあります。

「寓話」は、「教訓や処世訓・風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語」のことです。物語に登場者は動物、植物、自然現象など様々ですが必ず擬人化されて登場します。
読者の対象は子供だけではなく大人も含まれるます。
イソップ物語などは、親が子供に読み聞かせたり、大抵は子供の頃に読むものですが、元々は特に子供に限ったものではないのです。

一方「童話」は「子供のために作られたお話」のことです。
寓話はストーリーの中に教訓がありますが、おとぎ話にはそれがありません。
簡単に言うと、子ども向けのおもしろいお話ですね。


・The Tortoise and the Hare” is a famous fable.
・「カメとウサギ」は有名な寓話です。

イソップ童話のタイトル英語でなんていう?

アリとキリギリス:The Ants and the Grasshopper

「grasshopper」というと、「ばった」が思い浮かびますよね。
厳密にはキリギリスとバッタは違うようですが、厳密に区別する必要がない場合は、どちらも「grasshopper」というそうです。「The Ants」と「アリ」の方は複数形になっています。

ウサギとカメ:The Hare and the Tortoise

うさぎというと「rabbit」という英単語が思い浮かぶと思いますが、日本でみる一般的なフワフワしたウサギが「rabbit」です。ここでいう「hare」は「野ウサギ」を指します。「hare」は日本ではあまり見ることはないと思いますが、耳が長くて、足が強く、すばしっこい、「rabbit」よりも速く走れるようです。

カメといえば、、「turtle」の呼び名の方が親しみがあると思います。同じカメでも「tortoise」は陸ガメ、「turtle」は海ガメなんですね。日本でよく見るのが池や海で泳いでいるカメなので、「turtle」を使うことが多いですが、このお話にでてくるカメは、陸にいるので「tortoise(発音はトォータァス)」となります。

北風と太陽:The North Wind and the Sun

こちらは、そのままですね。分かりやすいです。
この『北風と太陽』の教訓は、「無理やり人の心をを動かす事はは出来ない」という事ですですよね。
シンプルなストーリーですが、とても分かりやすいです。

ところで「教訓」は英語でどのようにいうのでしょう?

実はとても簡単で「lesson」と言います。

・Every failure teaches you a lesson.
・失敗から教訓を得ることができる。

という感じで使います。

よくばりなイヌ :The Greedy Dog

「greedy」は「欲張りな」という意味の形容詞です。
「He’s greedy.(彼は欲張りだ)」のように使えます。

このお話の教訓は

you will lose everything if you get greedy.
欲張ると全てをなくす(欲張ると損をする)

ですね。

オオカミ少年:The boy who cried wolf

「オオカミが来た!」と大声で叫んでいる様を「cry」で表現しています。

cryと聞くと、「泣く」というイメージが強いと思いますが、元々は「大声で叫ぶ」という意味があり、「cry wolf」は直訳すると「オオカミと叫ぶ」となります。

このお話に登場する羊飼いの少年は、「オオカミが来た!」とウソをつき、人々を驚かせて楽しんでいました。何度もウソをつくうちに、村の人から誰にも信用されなくなり、本当にオオカミが来たとき、「オオカミが来た!!」と言っても信じてもらえませんでしたよね。

ここから「cry wolf」は「虚報を伝える」「うその情報で人を驚かせる」「デマを言って人を騒がせる」といった意味のイディオムになりました。

以上、「イソップ童話」のご紹介でした。

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