こんにちは!
今回は次回に引き続き一般財団法人日本防火・防災協会が作成している外国人向け(下のものは英語・中国語・韓国語)の、もしも住宅用火災警報器が鳴ったらどうするかについての説明資料を題材に、Evacuation tips~避難のポイント~について解説していきますね。
ぜひ、前回の記事もチェックしてみてください。
If the residential fire alarm rings.(もしも住宅用火災警報器が鳴ったら)を解説
解説するのはこちらの資料です↓
If the residential fire alarm rings.(もしも住宅用火災警報器が鳴ったら)
Evacuate/避難しよう
具体的な使い方など、「evacuate」については、前回のブログで解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
今回はこちらのページにある Evacuation tips(避難のポイント)について解説していきますね。
Evacuation tips/避難のポイント
避難のポイント
避難のコツは1つだけではないですよねそのため、「Evacuation tips」のように複数形で使われることが多いです。
・Would you give me some tips?
・こつを教えてもらえますか?
発音は「チップ」ではなく「ティップ」となりますので、注意して下さい。
1:Evacuate and do not worry about any belongings. Put your own safety first.
Belongings というのは「所有物、身の回り品」という意味です。
通常一つのものではなく、人がその時に所有しているすべてのものを表していますので、「belonging」と単数形で使われることはあまりなく、複数形の 「belongings」で使われています。
・Please make sure you have all your belongings before you leave the bus.
・バスから降りる前に、所有物を持っていることを確かめてください。
「put ~ first」で「~を第一(義)に考える、~を最優先する、~ファーストで考える」という意味です。
そのため「put safety first」は「安全を第一に考える、安全を最優先する、安全ファーストで考える」という意味になります。
他にも、put one’s family first(家族最優先)や、 put others first(他人最優先)など日常のいろいろな場面で使用されます。
・I always put my family first.
・私はいつも家族を最優先します。
2:Run in the opposite direction from the fire source
「Opposite」は「反対側の」、「正反対の」という意味です。「向こう側の」という意味もあります。
「run in the opposite direction of」で「~の逆方向に流れる」という意味になります。
他にも、この「opposite 」はいろいろな場面で使用されます。
・It’s on the opposite side of the street .
・それが道の反対側にあります
また、物理的に反対という意味だけではなく、下記のようなシチュエーションでも使用されます。
・This was the opposite of what the researchers expected.
・これは研究者らが予想していたこととは反対でした。
sourceは「もと、源、起源」
こちらには、情報をもってくる人のことで「情報源、ネタもと」といった意味もあります。
・The journalist was arrested for not revealing his source.
・そのジャーナリストは情報源を明かさなかったことで逮捕されました。
では、ここまでEvacuation tips~避難のポイント~について解説してきました、残りの項目は次回また解説していきます!