「3分遅刻したパラ選手、金メダルはく奪」のニュースを英語で解説!(Part1)

「3分遅刻したパラ選手、金メダルはく奪」のニュースを英語で解説!(Part1)

こんにちは!

少し前ですが開催前からいろいろ物議を交わしたオリンピック、パラリンピックが閉会しましたね。

8月31日に行われた東京パラリンピックの男子砲丸投げ(知的障害F20)決勝で、集合時間に遅刻したマレーシア人選手(ムハンマド・ジヤド・ゾルケフリ)の金メダルが取り消される出来事があり、日本のトップニュースでも取り上げられていましたのでごご存知の方も多いと思います。

国際パラリンピック委員会(IPC)は、大会側の決定を支持するとの見解を示しましたが、その後選手の母国マレーシアでは怒りの声が爆発しています。この選手は集合時間に遅刻していたものの当初は出場を認められ、世界新記録で優勝しました。
しかし大会側はその後、正当な理由もなく待合室への到着が遅れたとし、ゾルケフリら3選手を棄権扱いとすると発表。その結果、2位だったウクライナのマクシム・コバルが金メダルに繰り上がりました。
IPCのスポークスマンを務めるクレイグ・スペンス氏によれば、審判はゾルケフリの遅刻に「正当と認められる理由がない」と判断し、その後の異議申し立ても却下されました。
こうした状況の中で、金メダルに繰り上がったウクライナの選手が「マレーシアの人たちから大量の誹謗(ひぼう)中傷を受けている」事態にも発展しているということです。
このニュース、物議を交わす理由も納得できますよね。

議論を招くような、物議をかもすような話題というのは、英語で「Controversial(コントロバーシャル)」という言葉で表現できます。
Controversial=様々な意見に分かれる、物議をかもす、論議を呼ぶ、という意味です。
controversial topicというと、「議論を招くような、物議をかもすような話題」という意味になります。

以前にこちらの記事でも「Controversial」について記載していますのでぜひご覧ください。
オリンピック・パラリンピックに関係する英語~記録更新、表彰式編~
私も個人的には、競技への参加を一度は許可しておきながら、競技後に金メダルをはく奪というのは、ひどい気がしました。また、金メダルに繰り上がったウクライナの選手が大量の誹謗中傷を受けるというのもまた、違うと思います。

皆様はどう考えますか?

今回はこの記事がCNNで紹介されていましたので紹介します。

記事はこちらからご確認ください。

https://edition.cnn.com/2021/09/02/sport/muhammad-ziyad-zolkefli-late-stripped-tokyo-paralympic-gold-spt-intl/index.html

3回に分けて記事を詳しく紹介していきますね!まずはタイトルから。

Paralympian is stripped of gold medal for being three minutes late

【和訳】試合に3分遅刻したパラ選手、金メダルはく奪

【解説】
「Paralympian」は名詞で「パラリンピックの(競技)選手」という意味です。「 (Be) stripped of」は「〜を剥奪される」という意味で、 誰かから突然何かが奪われるときに使用されます。メディアの報道でよく使用されます。

続いて本文にいきます!

Malaysian athlete Muhammad Ziyad Zolkefli won the men’s shot put F20 event at the Tokyo Paralympics on Tuesday but was later stripped of his gold medal because he had arrived three minutes late to the competition.

【和訳】

火曜日に東京パラリンピックの男子砲丸投げ(知的障害F20)で優勝したマレーシア人のムハンマド・ジヤド・ゾルケフリが、試合開始時間に3分遅れたとして、金メダルをはく奪された

「shot put」「砲丸投げ」です。
また「event」「種目」という意味で使われています。
three minutes late」は「3分遅れた」となります。

「遅刻した」は「I was late.」ですが、具体的にどのくらいかを加えるときには、このように「〇minutes」を「late」の前に入れます。例えば
「私は10分遅刻ました」と言いたい時には
「I was 10 minutes late.」という事ができます。
「すみません、10分遅れます」と言いたい時には
「I’m sorry, I’m going to be 15 minutes late.」という事ができます。

「competition」は「競争」という意味もありますが、スポーツや音楽などでは、「コンテスト、試合、コンクール」という意味になります。

(CNN)We’ve all been there: arriving a few minutes late for an important event, a lunch or meeting with friends.

【和訳】重要なイベント、友人との昼食やミーティングに数分遅刻することは、誰しも経験がある。

「We’ve all been there.」は「みんな同じような経験がある。君だけじゃない、みんなそうだよ。」という意味で日常会話でも使われます。会話で、相手が言ったことに対して、
Yeah, I know. We’ve all been there.「うん、分かるよ。みんな同じような経験がある。」という感じです。

But in shot putter Muhammad Ziyad Zolkefli’s case, his tardiness cost him a gold medal at the Tokyo Paralympics.
The Malaysian athlete was stripped of his gold medal after he won the men’s shot put F20 on Tuesday because he had arrived three minutes late to the competition.

【和訳】
しかし、砲丸投げ選手ムハンマド・ジヤド・ゾルケフリの場合、東京パラリンピックで金メダルが遅刻の代償なった。マレーシア人選手は火曜日に東京パラリンピックの男子砲丸投げ(知的障害F20)で優勝した後、試合開始時間に3分遅れたとして、金メダルをはく奪された。

 

「tardiness」はあまり聞いたことのない単語かもしれませんが「遅刻・遅れ・遅延」の意味で、予定されていた時間よりも到着・実行・完了などが遅れてしまうことです。ニュースや、かしこまった場所で使用されます。日常会話では、上で説明したように「Late」を使うことが多いです。

「cost」は 「代償を支払う / 犠牲を払う」という意味で使われています。
costというと、お金・費用などがかかるという意味で使うことが多いですが、それ以外にも、今回の文のように犠牲を払わせる、代償を支払うといった使い方ができます。何かを得るかわりに、何かを失う、何かを対価として支払うという意味となります。

例えば

・The affair cost him his marriage.
・その浮気は彼の結婚を代償とした。

という形でも使われます。

今回はここまで!ではまた次回続きを解説していきますね!

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