こんにちは!
いよいよオリンピックが始まりました。
ここ数か月、テレビで毎日オリンピック関連のニュースが放送され、
「IOC」の言葉を耳にしない日はないくらいでしたよね。
開会式後にもIOCバッハ会長のスピーチが話題になっていましたよね。
「IOC」は日本語では、「国際オリンピック委員会」というのは皆さんご存知かと思いますが、
何の略かは、意外と知らない方も多いのではないかと思います。
と聞くと、なるほど!と思いますよね。
1つ1つの単語を見ると納得です。
同じように日本オリンピック委員会「JOC」は「Japanese Olympic Committee」
国内オリンピック委員会「NOC」は「National Olympic Committee」の略となります。
abbreviation/略語
そして、英語の略語は、実は2種類あるんです。
もう少し詳しく説明すると、
略した言葉をどの様に発音するかによって 「acronym(アクロナム)」や 「initialism (イニシャリズム)」になります。
acronym
例えばAPEC= Asia-Pacific Economic Cooperation は「エーピーエーシー」ではなく、「エイペック」と読みますよね。これがacronymにあたります。
APEC (エイペック)= Asia-Pacific Economic Cooperation
ASAP(アサップ)= as soon as possible
団体の名前や科学的な用語の略名に多いですね。
ちなみに、 COVID-19 (コ―ビッド・ナインティーン)は
Corona Virus Disease 2019( 2019-2020年発症の新型コロナウィルス感染症)です。
initialism
一方、 「initialism」 は、初めに紹介したIOCのアルファベット3文字の略語のように、一文字一文字をアルファベットで発音する略語です。
WHO (ダブリュエイチオー)= World Health Organization
などが、これにあたります。
英語で何の略語か聞く場合(abbreviation)
「略語」は英語で「abbreviation」や「abbreviated word」と言うこと先に説明しました。
これを使って、「これって、何の略語?」を表現すると
・What is this abbreviated from?
・これは何から略されたの?
・What is ○○ the abbreviation of?
・○○って、何の略語?
・IOC is the abbreviation for International Olympic Committee.
・IOCはInternational Olympic Committeeの略です。
という表現になりますが、この「abbreviation」「abbreviated」という英語、発音が難しく、使いにくいですよね。私も使ったことないです。
そこで、もっとシンプルに表現するのが、
「stand for 〜」です。
英語で何の略語か聞く場合(stand for)
こちらは、学校でも習った方が多いかと思います。
・What does 〜 stand for?
・〜は何の略ですか?
とシンプルに表現することができます。
・IOCは International Olympic Committeeの略です。・What does IOC stand for?
・IOCは何の略ですか?
最後に日本よく見かける略語のご紹介です!
分かりそうで分からない略語が実はたくさんありませんか?
よく見かける略語
BGM … Background Music
CA … Cabin Attendant
CEO … Chief Executive Officer
DIY … Do it Yourself
DVD … Digital Versatile Disc
FAQ … Frequently Asked Questions
FBI … Federal Bureau of Investigation
GPS … Global Positioning System
ICU … Intensive Care Unit
LCC …Low-Cost Carrier
MVP … Most Valuable Player
PTA … Parent-Teacher Association
UFO (unidentified flying object)
※日本語では、ユーフォーと発音しますが、英語では「ユーエフオー」と一文字づつ発音します。
VIP … Very Important Person
※日本語では、ビップなどと発音しますが、英語では「ヴィーアイピー」と一文字づつ発音します。
正解を聞くと、なるほど!と思うと思います。
日常生活にあふれている略語ですが、学校や参考書ではなかなか習えませんよね。
海外に行った際にも、略語を知っていないと困ることもあるかと思います。
他にもたくさんの略語がありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。