こんにちは。
前回までに『英語で時間、正確に伝えられる?Part1』・『英語で 時間、正確に伝えられる?Part2』で時間の基本的な表現フレーズをご紹介してきましたがいかがでしたか?
今回はPart3!として『時間や時期に使う前置詞の使い方/時間を尋ねる・伝える際のフレーズ』についてご紹介していこうと思います。^^
Part1・2から目を通していただけるとより理解しやすくなるかと思うので、是非Part1から目を通してみてください。
では早速みていきましょう!
時間や時期に使う前置詞を理解しよう
ここでは、時間を表現する時に必要になる『前置詞』についてご紹介していこうと思います。
〜『前置詞』って何?〜
名詞の『前』に『置』く『詞(言葉)』と言う意味で前置詞。
と、言うことは?
そう、前置詞の後ろには必ず『名詞』が来ると言うことになります。
これからご紹介する時間を表現する『前置詞』には【at・on・in】と種類がありますが それぞれに特徴があり、どれも基本的なルールがあります。
その種類や特徴、ルールをおさえてうまく使い分けができるようになりましょう!^^
〜時間や時期を表現する際の前置詞〜
【at】
atは“点”のようなイメージで[地点・時点・レベルや程度・特定の期間や特定の状態・短い時間]を表す際に使います。
at school → 学校で
at 10o’clock → 10時に
at 1,000yen → 1,000円で
at the bus stop → バス停で
at lunch → 昼食中
– atで表す時間や日付 –
EX:I usually get up at 6 o’clock.
[ 私は大体6時に起きます。 ]
この場合“at”は6時ちょうどの時点を表しています。
EX:at night
[ 夜に ]
これも上記と同じ“at”は夜を表しています。
EX:She is at lunch.
[ 彼女は昼食中です。 ]
この場合“at”は昼食を食べるという状態を表しています。
このように“at”は 時の一点や時刻、時節、年齢を表すのに使われます。
【on】
onは“何かに(面)触れている”ようなイメージで[表面上に置いてある・くっ付いている・乗っかっている手段・日付や曜日など]を表す際に使います。
On the wall → 壁に
On the way home → 帰り道に
On Monday → 月曜日に
get on the train → 電車に乗る
– onで表す時間や日付 –
EX:on Monday
[ 月曜日に ]
この場合“on”は月曜日と言う曜日を表しています。
EX:I started learning English on April 1st.
[ 4月1日(に)から英語を学び始めました。 ]
この場合“on”は4月1日と言う日付を表しています。
このように“on”は日付・曜日や、特定の日の朝・昼・夜 を表すのに使われます。
【in】
Inは“空間の中にある”ようなイメージで[場所・状態・年・月・時間帯・方法]を表す際に使います。
In the box → 箱の中
In the kitchen → 台所で
In line → 列に並んでいる
In 2021 → 2021年に
In English → 英語で
– inで表す時間や日付 –
EX:In the spring
[ 春に ]
ここでの“in”は春という季節を表しています。
EX:Buy new clothes in the spring season
[ 春のシーズンに新しい洋服を買います。 ]
ここでの“in”は春のシーズンと言う期間のことを表しています。
EX:In the morning
[ 朝に ]
ここでの“in”は朝(午前の間)を表します。
このように“in”は期間 ( 月・季節・年 など ) を表すのに使われています。
ここまで時間を表す基本のフレーズや前置詞をご紹介してきました。
では、いよいよ時間を尋ねてみましょう!^^
時間を尋ねるときは「What time is it?」ではない!?
そう、日本では時間を聞くときは「What time is it now?」と習いますよね?
これ、実はとてもストレートな言い方で日本語に訳すと「ねえ、今何時?」と とてもカジュアルでストレートな表現になるんです。
友人に時間を聞く場合であれば「Hey! What time is it?(ねえ、今何時?)」のように聞いても大丈夫でですが、全く知らない人にいきなりこのように聞くのはとても失礼で相手が不愉快に感じる可能性もあるので気を付けましょう。
では、ネイティブはどのように時間を聞くのでしょうか? 「What time is it」と言うフレーズを使うのであればこのように言ってみましょう。
↓
「Excuse me. Do you know what time it is?」
(すみません、今何時かわかりますか?)
「Excuse me. Can you tell me what time it is?」
(すみません、今何時か教えてもらえますか?)
同じフレーズを使っていても、このように聞くととても初めて会う人でも不快に思うことなく時間を尋ねることができますよね。
フォーマルなシーンでは
↓
「Could you tell me the time?」
(何時か教えていただけますか?
“Could”を使うことで丁寧な聞き方になります。
また、アメリカやイギリスでカジュアルに時間を尋ねるときはこのように尋ねます。
↓
– アメリカ –
「Do you have the time?」
(今何時ですか?)
– イギリス –
「What’s the time?」/「Have you got the time?」
(今何時?)/(時間わかりますか?)
“the time”は時計やスマートフォンなど、“時間を示す物”を表していて「何か時間を示すものを持っていますか?」と言う意味になります。
また、アメリカの「Do you have the time?」
このフレーズ、“the”を入れ忘れてしまうと「Do you have time?(今時間ある?)」のように時間を尋ねるフレーズではなくその相手が暇かどうかを尋ねるナンパをするようなフレーズになってしまうので気を付けましょう!笑
時間の尋ね方がわかったところで、今度は時間を尋ねられた際に答えられるよう時間の答え方をご紹介していきます。
では、見ていきましょう!^^
時間の答え方
基本フレーズや前置詞・時間を尋ねるフレーズはここまでにマスター出来たのではないかと思います。
『英語で時間、正確に伝えられる?Part1』・『英語で 時間、正確に伝えられる?Part2』 から3回にわたって時間に関するフレーズをご紹介してきましたが、いよいよ時間を答えるフレーズをご紹介していきたいと思います。
とても簡単なフレーズでPart2の中でも少しご紹介しているので、ここでは手短にご紹介しますね。^^
「It’s 9.」
(9時ちょうどです)
「It’s 9 o’clock.」
(9時ちょうどです)
「It’s 9 PM.」
(午後9時です)
「It’s nine twenty-five.」
(9時25分です)
上記のフレーズは今が何時か聞かれた際に使えるフレーズです。
数字の部分を変えて応用するとすぐに使えるので今何時ー!?と聞かれたらすぐに答えられるよう、声に出して読んでみてください。
「何時“に”」と答える場合は上記でご紹介したように“at”を使って
↓
at nine o’clock
(9時に)
at 9:45
(9:45に)
at noon
(正午に)
at sunset
(日没に)
at midnight
(真夜中に)
時間の表現は『英語で 時間、正確に伝えられる?Part2』でご紹介したように下記の3つの表現の方法がありましたね^^
①数字読み
②AfterやBeforeを使う
③Pastやtoを使う
これらを応用して自分が伝えやすい答え方、聞き取ってもらいやすい答え方を身につけていきましょう!
では、今回はここまでで終わります。
また次回の記事でお会いしましょう。^^