こんにちは。
今回は前回【 今日の天気英語で言える? 】でご紹介した“お天気フレーズ”にちなんで、“気候・気温に関するフレーズ(単語)”をご紹介していこうと思います。
お天気のフレーズ同様、日本人が学校で習うフレーズ以外にネイティブの人たちが実際に使っているフレーズ(単語)は一いくつもあります。
“暑い・寒い”と言ったフレーズはもちろん、そうでないフレーズもご紹介していこうともいます。
では、みていきましょう!^^
気候/気温
では、“暖かい”や“涼しい”を表す『気候/気温』はなんと言うか知っていますか?
これはなかなかすぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか?
『気候』=『Climate』
『気温』=『Temperature』と言います。
また、“暑い”や“寒い”といったフレーズはすぐに出てくると思いますが それ以外の気候を表現するフレーズ、みなさんはいくつ知っていますか?
ここからは細かな表現をご紹介していきます。^^
気候とは地域を特徴づける大気の状態のことを言い、
具体的には地域を長期間観察し、平均してみた
『天気・気温・降水量・風などの傾向』のことを指します。
温かさ/暑さを表現するフレーズ
Warm
(温かい/ぽかぽかの陽気)
EX: It was a warm afternoon.
(暖かい午後だったね。)
Hot
(暑い)
EX:It’s really hot today!
(今日は本当に暑いですね。)
温度が高く暑(不快だと感じる暑さの)ことを表現する単語です。
Scorching
(猛烈に暑い/ジリジリ焼けるように暑い/灼熱)
EX:It’s scorching hot today.
(今日は焼けるように暑いね。)
“Hot”と“Warm”はどう使い分ける?
↓
これは、気温の高さだけでなく過ごしやすさが関わってくる為、その日の気温自体が高くても過ごしやすい(快適な暑さの)場合は「warm」を使います。
涼しさ/寒さを表現するフレーズ
Cool
(涼しい)
EX:It’s cool today.
(今日は涼しいね。)
“Day”の場合は可算名詞なのでIt’sとcoolの間に“a”を付けます。
Chilly
(ひんやりする/肌寒い)
EX: It’s a bit chilly outside.
(外は少し肌寒いです。)
Cold
(寒い)
EX:It’s really cold today!
(今日は本当に寒いですね。)
Terrible cold
(ものすごく寒い)
EX:It’s terrible cold today.
(今日はものすごく寒いです。)
Freezing
(凍えるように寒い)
EX:It’s freezing cold today.
(今日は凍えるほど寒いです。)
湿気を表現するフレーズ
Damp
(湿った)
EX:damp air
(湿っぽい空気)
Humid
(湿度が高い)
EX: It’s really humid today.
(今日は本当に湿度が高いですね。)
Muggy
(蒸し暑い)
EX:It is muggy today.
(今日は蒸し暑いです。)
clammy
(ベトベトするような蒸し暑さ)
EX:clammy climate
(ベトベトするような湿気ぽい季節)
Heat wave
(熱波/残暑)
長期間暑い期間が続くことを表現する単語です。
乾燥を表現するフレーズ
Dry
(乾いた/乾燥した)
EX:The air is dry.
(空気が乾燥しています。)
Arid
(とても乾燥している/無味乾燥な)
EX:an arid climate.
(乾燥した地方)
AridはDryの乾燥した/乾いたと違い、“無味乾燥な”と言う気候や土地
などが渇ききって潤いがない状態を表現するフレーズなので基本的に
“土地が乾燥している”と言う限定的な表現になります。
過ごしやすい気候を表現するフレーズ
pleasant
(快適/心地よい)
EX:It’s pleasant today.
(今日は快適だね。)
Comfortable
(快適/過ごしやすい)
EX:It’s comfortable today.
(今日は過ごしやすいね。)
ここまで気候・気温を表現するフレーズをご紹介してきましたが
【Warm・Hot・Cool・Cold】以外にも知っているフレーズはありましたか?
【 今日の天気英語で言える? 】でご紹介した“お天気のフレーズ”と合わせて使ってみるとより、スモールトーク(世間話)で場を繋ぐ事ができるようになり会話が弾むのではないでしょうか。
ご近所にネイティブの方が住んでいて即実践!を実行できるラッキーな方は是非使ってみてくださいね。^^
お天気フレーズ×気候フレーズ
A It’s such a nice(fine) day!
(今日はいい天気ですね。)
B Yes, it is.
(その通りだね!)
A But it was cold last night.
(だけど、昨晩は寒かったね。)
B Yeah. It was raining.
(ええ、雨が降っていたからね。)
のように天気や気候のフレーズがすぐに出て来るようになると会話がはずみ、英語で話すことが更に楽しくなりますね。 ^^
日本でも世間話の入り口って実はお天気の話だったりしませんか?
「暖かくなってきましたね〜。」「春が近づいてきましたね〜。」だったり 意外とお天気の話ってどこの国でも共通だったりするんです。
海外では日本ほど天気予報の的中率が高くないので、 会話の入り口はお天気の話になりがちなんでしょうかね。
日本でもそうですが、会話の初めにいきなり名前を聞いたり年齢を聞いたりはしませんよね。笑
英語の授業では挨拶や名前を聞くことを教えられますが、日本で生活をしていて突然名前や年齢を聞かれたことはありますか?
あまりないと思います。笑
まずは会話の入り口としてお天気の話をすることが多いように思います。
そこで、前回と今回でご紹介した『お天気×気候/気温』フレーズを使って会話をはじめてみましょう。
英語で会話をしたいけど緊張してしまうと言う方は、まずお天気に関する単語(ボキャブラリー)やフレーズを覚えていくと今より少し、長く会話を続けられるようになるのではないかと思います。
『お天気』に関するフレーズは知っていたと言う方も『気候や気温』に関するフレーズは聞いたことのないものもあったのではないでしょうか?
ちょっとした表現の違いでも使うフレーズが変わるのは日本語と同じですね。
ぜひニュアンスの違いを伝えてみてくださいね。^^
では、また次の記事でお会いしましょう。