知ると面白い!映画の原題

外国人と会話をしていて、よくあるのが、好きな映画は?と聞かれて、映画の原題が分からない!
日本の邦題そのままで、通じると思っていったのに、なかなか通じず、何度も発音を変えて言ってみるも全く伝わらず、と苦戦した経験のある方も多いと思います。
そういう場合は、そもそも、思っている原題が違う場合が多いと思います!

以前に和製英語について記事を書きましたが、映画のタイトルも同じく、
邦題になる際に、全く違うタイトルになれば、これは明らかに邦題だとわかるのですが、
邦題になってもカタカナ表記だったりすると、これは、きっと原題そのままなのではないかと
勘違いしやすいですよね。

例えば、日本でも大人気の有名なディズニー映画
「アナと雪の女王」は、ご存知な方も多いと思いますが原題を「Frozen」といいます。「凍った」という意味ですね。子ども向けに、「フローズン」というより、アナと雪の女王の方が親しみがわきますよね。

他にも、私が好きなディズニー映画に「インサイド・ヘッド」があります。
こちら、ストーリー的にも、この「インサイド・ヘッド」が原題そのまま?と思いませんか?
しかし、実は違うんです。
原題は、「Inside Out」というんです。ちょっと紛らわしいですよね。
「Inside Out」は、「裏返し、裏表」という意味です。
・Your t-shirt is inside out.(あなたのTシャツは裏返しだよ。)という風に使います。
また、「内側を外に出す」から、「洗いざらい告白する」という慣用句で使われることもあります。

この原題に関しては、映画を見ると、「ヨロコビ(喜び)」「イカリ(怒り)」等、ライリーの頭の中に存在する5つの感情それぞれが別の感情の裏返しであることから、このタイトルになっているようですが、それをあえてインサイド・ヘッド(頭の内側)という邦題に変えたのは、その方が分かりやすいからでしょうか?
私は、「インサイド・ヘッド」が原題だと思い込んで、まったく伝わらなかった経験があります。
また映画の中に出てくる、「ヨロコビ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビり」「カナシミ」の5つの感情は、それぞれ英語にすると、「joy」「anger」「disgust」「fear」「sadness」となっています。

その他ディズニー映画、意外な原題を持つ映画を紹介します!

・Up(カールじいさんの空飛ぶ家)
原題がびっくりするほどシンプルですよね~。
「Up」 は、「上昇する」という意味で、カールじいさんの家が風船で浮かび上がっていくことがシンプルに伝わります。私はこの映画をフィリピンで見て、つい最近まで邦題をしりませんでした!邦題も「アップ」かと思っていたので、邦題を知った時逆にびっくしりました。

・Tangled(塔の上のラプンツェル)
「Tangle」は「絡まる、もつれる」という意味です。作品中の主人公の人生や髪の毛の様子を表しています。こちらも邦題の方が子供たちに親しみがわきますよね。

・The Princess and the Frog(プリンセスと魔法のキス)
邦題からだと、お姫様とカエルになった王子様の物語だとは想像できませんが、原題は「お姫様とカエル」と分かりやすいタイトルです。

・Big Hero 6(ベイマックス)
日本ではより覚えやすい「ベイマックス」だけのタイトルですが、このお話ベイマックスだけが主人公ではないですよね。
個人的にはアベンジャーズに近い感じで、6人組のヒーローに視点をあてた、「Big Hero 6」の原題が好きです!原題の「Hero」(ヒーロー)は、ヒーローと主人公の名前Hiro(ヒロ)を掛けたものになっているそうです!

他にも、原題大きく違うディズニー・ピクサー映画をご紹介します。

・Ratatouille(レミーのおいしいレストラン)
・Brave(メリダとおそろしの森)
・The Good Dinosaur(アーロと少年)
・Wreck-It Ralph(シュガー・ラッシュ)
・Coco(リメンバー・ミー)
・The Aristocats(おしゃれキャット)
・Enchanted(魔法にかけられて)
※3月5日から公開されている最新ディズニー作品「ラーヤと龍の王国」の、原題は「Raya and the Last Dragon」(ラーヤと最後の龍)です。こちらも微妙に違いますので要チェックです!

その他の映画でも基本、原題と邦題は違う事の方が多いと思っていた方がよいと思います!
下記に紹介するのは、私が初めて知ったときに、とても印象に残っている作品です。
完全に私の独断で選びました!

・3idiots ( きっと、うまくいく )


こちら、2009年公開のインド映画で、インドアカデミー賞で史上最多16部門の受賞を果たし、インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット作品です!私はこれをフィリピンにいるときに見たので、ずっと「3idiots」(3人のバカ)として見てきました。つい最近邦題の存在を知り、衝撃を受けました。全然違う!!
原題の3人のバカという意味というニュアンスは、この映画の邦題には全くは含まれていませんよね。
「3idiots」というちょっと衝撃的なタイトルからも見るのが楽しみだったので、この邦題はちょっと残念でした。

・Almost Famous(あの頃ペニー・レインと)


こちらは2000年にアメリカで公開され、第58回ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と、第73回アカデミー賞脚本賞を受賞した青春映画です。
原題「almost Famous」の「almost」は「ほとんど」、「famous」は「有名な」で、「almost famous」を直訳すると、「ほぼ有名な」でそれが、「ブレイク寸前」という意味になります。

・Sleepless in Seattle (めぐり逢えたら)


原題の直訳は「シアトルで眠れない」となります。邦題も素敵ですが、原題も好きです!

・There’s something About Marry(メリーに首ったけ)


「There’s Something About Mary」は「メリーには何か(魅力:大したこと、すごいこと)がある」という意味です。邦題は、「メリーに魅せられ、虜になってしまう」という意味をとてもうまく伝えてると思います!インパクトのある邦題ですよね。

・The Martian(オデッセイ)


原題は直訳すると「火星の人」です。オデッセイに慣れてしまっていると、火星の人はなんか、ストレートすぎる?のと、やはり、オデッセイの方が親しみがわきますね。

・The Notebook(きみに読む物語)


「The Notebook」は、名詞で「ノート、手帳、メモ」という意味です。
この映画は、ノートに書かれた物語を読み聞かせることで進んでいくことからこのタイトルになっていると考えられます。シンプルな原題に対し、邦題は、より映画のストーリーを言い表したタイトルですよね。
どちらも素敵なタイトルです。

意外と知らなかった人が多いのではないでしょうか?驚くほど違うタイトルのものもたくさんありますので、
映画を見る際には、どんな原題なんだろう?と調べてみるのも面白いと思います。

外国人と映画について話す機会は多いと思いますので、興味を持った方はぜひ調べてみてくださいね。

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