こんにちは!
今回は英語資格試験の主要7種類から比較第2段として
『ケンブリッジ英語検定』についてまとめてみました。
第1段/英検(実用英語検定試験)編も参考に比較してみてください。^^
ケンブリッジ英語検定
実施団体
・学校法人河合塾/一般財団法人 日本ケンブリッジ英語検定機構(Cambridge Assessment Japan Foundation)共同設立
※C1 Advanced(CAE)とC2 Proficiency(CPE)のみ下記5団体で実施。
・株式会社ジャスティー
・Z会
・ルナインターナショナル
・近畿試験センター
・西日本試験センター
特徴
英語の知識量を測るだけではなく、英語の知識を使いこなす能力があるかを判断するもので実生活を想定した試験となっている。
試験回数
年2回
FCEには中高生向けのfor Schoolsという中高生向けの試験も追加で3回あり
※受験日程は、高校生等を対象に大学入試目的でIDを発行したうえで受験する方法と、一般の方が受験する方法とで受験日程が異る。
会場数
130カ国に2,800の試験センターがあり、 試験センターはすべてケンブリッジ大学英語検定機構の審査を受けている。
レベル
英語を始めたばかりの基礎レベルから最上級レベルまでの6段回
出題形式
YLE Starters(スターターズ)
📖reading(読む)
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話)受験者1名に対し試験官1名の対面形式試験
YLE Movers(ムーバーズ)
📖reading(読む)
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明)受験者1名に対し試験官1名の対面形式試験
A2 Key (KET)/A2 Key (KET) for Schools
📖reading(読む) 文法・語彙力
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明/議論)受検者2名のペアで受ける対面式試験
B2 First/B2 First for Schools(FCE)
📖reading(読む) 文法・語彙力
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明/議論)受検者2名のペアで受ける対面式で行われる
B1 Preliminary (PET)/B1 Preliminary (PET) for Schools
📖reading(読む) 文法・語彙力
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明/議論)受検者2名のペアで受ける対面式で行われる
C2 Proficiency(CPE)
📖reading(読む) 文法・語彙力
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明/議論)受検者2名のペアで受ける対面式で行われる
C1 Advanced(CAE)
📖reading(読む) 文法・語彙力
📝writing(筆記)
🎧listening(聞く)
🎤speaking(対話/説明/議論)受検者2名のペアで受ける対面式で行われる
推奨目安と出題目安
YLE Starters(スターターズ)/YLE Movers(ムーバーズ)
英語学習を始めたばかりの初級者向け【英検4級程度/英検3級程度】
英語4技能をバランスよく伸ばしていく為の最初のレベル。
幼児・小学生・中学生を対象としており小学生の受験者も多数!
指示に合わせ、まわりのものや場所を理解出来ているか?や絵と単語があっているか?前置詞を理解しているか?や自分自身について答えることができるか?など
A2 Key (KET)/A2 Key (KET) for School
英語を使ってコミュニケーションを取る能力を証明し英語学習を始めて間もない方向け【検準2級程度・スピーキングは2級レベル以上】
日常生活で使うフレーズなど基本的なコミュニケーションが取れる。
実生活に存在している標識や看板を理解しているか?単語の正しい綴りが分かるか?重要な情報を補充して文章を完成させる事が出来るか?短いメモ、メールやはがきを書く 事が出来るか?など
B1 Preliminary (PET)/B1 Preliminary (PET) for Schools
英語の基礎をマスターし、日常の実践的な英語力を持っている方向けの中級資格【英検2級程度】
日常生活で使用する言葉より広範囲な言葉を理解可能にする為に目標とすし、日本の大学入試に近いレベル。特定の情報を探し出して詳しい情報を読み取る事が出来るか?短文の語彙や文法を理解する 事が出来るか?短文の主要な情報と、長い会話文とモノローグを聞き取る事が出来るか?受検者の現在の状況、過去の経験、そして将来の計画について議論する事が出来るか?など
B2 First/B2 First for Schools(FCE)
英語環境で自信を持ってコミュニケーションを取る為に必要な英語力を持っていることを示す資格【英検1凖級程度】
海外への留学や就職を考えている方向けで英語を話す環境に身を置いた際に出会う日常的な状況を理解すること可能なレベル。
概要をつかむ速読力があるか?豊富な文法と語彙力をうまく使えるか ?発音、文法および語彙の駆使力、自分の意見をまとめる能力、いかにうまく議論に参加しているかなど
C2 Proficiency(CPE)
最高峰の資格で、英語を卓越したレベルでマスターしていることを世界に示す【英検1級程度】
議論や一貫性、結合を理解しているか、特定の情報を探したり、スキム・リーディング。特定のトピックに関する詳細情報、話者の意見等をとらえる力をテストする。
※For Schools(一般用のKET,PETと英語の難易度は同等、資格としても同等で、内容が学生向け。)
受験料
A2Key(KET) 9,900円
B1(PET) 12,100円
B2(FCE) 20,350円
C1(CAE) 22,550円
C2(CPE) 25,850円
Key(KET) 9,900円
Preliminary(PET) 12,100円
※検定料金は全て税込み
※事務手数料¥600は成績証明書の郵送料を含みます
※検定料は各センター運営団体によって、国内でも均一ではありません。
メリット
ケンブリッジ英語検定の試験勉強は実生活でとても役に立ち、なにより実用的な英語試験と言えます。イギリスやアイルランドの大学ではCPEやCAEレベルで英語能力の証明として受け付けてくれる大学もあり、ケンブリッジ英語検定試験の結果は生涯有効となるので取っておいて損はないと言えます。
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ここまでざっとケンブリッジ英語検定試験についてまとめてみましたが
『実用英語検定試験』との違いを理解して頂けたでしょうか?
次回はビジネスシーンを想定した英語が基本の『TOEIC』についてまとめていこうと思いますのでそちらもお楽しみに!
是非いろいろな試験を比較し自身にあった試験を見つけてチャレンジしてみてくださいね。
では、また次の記事でお会いしましょう!^^