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多読って難しそう…。続く気がしない…。 でも英語力をあげたい!という人へ!

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英語力を身につけるには多読がいいと聞くけれど、なんだか難しそうで続けるのが大変そうなイメージがある。そんな方が多いのではないのでしょうか。英語力をあげたいけれどどうしたらいいのかわからない。そういう方はこんな多読を試してみてはいかがでしょう。

1.多読とは

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多読とは、文字通り本をたくさん読むことです。幼い頃に本をたくさん読んだ方は、本から新しいことを学んだ、という人も多いでしょう。ただ英語となると難しく感じる。それはなぜでしょう。みなさんは英語で多読をしようとするとき、どのような題材を選んでいますか。日本語ならこのぐらいの文章は読めるから大丈夫だろう、という感覚で選んでいませんか?実は多読が成功するかどうかは題材選びにかかっている、といっても過言ではないくらい、題材は大切です。子どもの頃に読んだ本に対象年齢が書いてあった、という記憶はありませんか。英語の多読でも同じです。ただ注意することは、知識のレベルではなく英語のレベル、特に単語力に合わせた題材を選ぶことです。題材にさっと目を通したときに、辞書なしでも理解できそうだ、と思える本を選ぶといいでしょう。辞書をひくことに疲れて英語多読に挫折する人は多いです。辞書なしでも読めた、とできたことよりも数行読むのにこんなに時間をかけてしまった、わからない単語がたくさんあった、とできないことに意識が向いてしまうからです。なんとか読み終えたが内容が頭に入ってこないものよりも、簡単なものを覚えるまで何度も読む、これが英語多読を成功させるポイントです。

2.目的別で変わる題材のさがし方

題材さがしをする際に重要なのが、自分の目的です。どの能力をあげるために多読を行うのか。なんとなく多読を行うよりも、目標があるとその部分に焦点をあてながら多読を行えるので、効果が現れやすいです。単語力をあげたいのであれば、日本語で読んだことのある内容の本がいいでしょう。単語の予想がしやすいため、辞書を引かずにどんどん読み進められます。英語の話す能力をあげたい人、発音を改善したい人は、文字数の少ない童話や、英語の歌の歌詞の朗読がおすすめです。歌を聴くことで発音も確認できますし、歌を歌うためには発音とともに速度が必要になってくるからです。続られるか不安な人には早口言葉が続けやすくおすすめです。

3.聞く能力を伸ばすために多読は関係あるの?

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リスニング能力をあげたいのだけれど、多読はリーディング能力をつけるためのものじゃないの?という人も多いでしょう。リスニング能力をあげたいのであれば、聴くだけで十分。映画を字幕ありで観たらいいじゃない。そういった考えはもったいないです。聞く能力を伸ばしたいのであれば、話す能力もあげる必要があります。自分の発音のできない音は聞き取れない。ですので英語がどういった風に話されているのかに気づく必要があります。たとえば”Take it easy.”は「テイク・イット・イージー」とは発音されません。誰かの発音を聞いて自分で発音をしてみると、発音の仕方やイントネーションのコツがわかり、聞き取れるようになってくるのです。
そこでスクリプトを題材にするのです。映画の字幕は台詞と一致しないことが多いですが、TEDをはじめとするプレゼンテーション動画ではスクリプトが見られることがあります。そのスクリプトを多読の題材にするのです。日本語版があるもので内容をおさえておき、英語版に挑戦すると、理解がしやすくなります。またCD付きのオーディオブックもおすすめです。臨場感のある効果音が入っていることもあり楽しめるので、続けやすくなります。

4.題材の入手方法

日本で英語の多読資料を手に入れることは難しい。地域にもよりますが、日本で海外の本を手に入れるのは難しかったり、見つけてもかなり値段が高かったりします。そんな方はインターネットサイトで買う方法があります。または、意外ですが古本屋さんで海外の本のコーナーがあったりします。他にも一般の人でも購入できる大学の本屋さんなどがあります。海外旅行によく行く人は、そのときがチャンスです。身近に海外旅行に行く人がいたら、お土産に本を頼んでみましょう。

5.できるだけコストや時間をかけたくない人は

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多読はコストがかかる、そう思って避けている人もいると思います。しかし、安心してください。今の時代はインターネットがあります。前述したTEDプレゼンテーションのサイトや、BBCのサイトなどでスクリプトを探すことができます。また正確性を見極める必要がありますが、YouTubeなどのチャンネルで3分程度の英語の動画をさがす手もあります。YouTubeでは稀に自動字幕機能が使える番組もあります。視聴方法にもよりますが、PCだと動画右端の設定ボタンを押すと字幕機能が使える動画は字幕ボタンが表示されるので、ぜひ確認してみてください。字幕を読み、文法の間違いを見つける、という多読練習方法もありです。普通の多読に飽きた方は間違い探し、という練習方法を試してみてください。ただ可能であれば、コストは少しかけることをおすすめします。コストをかけたことで、簡単にはやめられないというストレスがあるほうが続けられることもあるからです。コストと手間をかけることで続けられるようになる、という人は、スクリプトを印刷するという手もあります。

6.漫画も多読の材料に使える?

海外コミックや日本の漫画を翻訳したものも、もちろん多読の材料となります。短くて簡潔な台詞は、実生活でも使えるものが多いです。しかし、造語やスラングが多かったり、特殊な世界観のものは実際使う機会の少ない単語が多かったりするので、非常にいい題材とはいえません。ただ絵があることで単語の予想がつきやすいため多読の息抜きに使ったり、スラングなどをある程度見分けられるようになった上級者の単語力増強には役に立つこともあるでしょう。

7.続けるための多読と、目的達成のための多読

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続ける自信がない人は、簡単な題材や自分の興味のある題材を選んでください。そして、できるだけ短いものを選びましょう。海外の料理のレシピサイトを読むのも1つの手です。同じものを何度も読む、もしくは毎日1つずつ異なるものを読む。旅行サイトで航空券を買う練習をしてみるのもありです。文章は少なくてもわからない単語を調べる、それも1つの練習方法です。歌を覚えて、毎日歌ったあとに1パラグラフずつ訳して内容を理解していく。そうして1週間に1曲ずつこなしていくのもいい手です。続けるためには、題材をさがすためにかける労力が面倒にならないようにすることも大切です。
目的がきちんとありある程度の負荷があっても続けられるという方は、1ヶ月で読みきれそうな童話や、短いけれど難しい単語の多い新聞記事を選ぶことをおすすめします。初心者は辞書を使わないでできる多読を重要視してほしいですが、中上級者は、少し辞書を使うくらいの多読をするといいでしょう。ただ読み進めていくだけよりも自分で単語帳をつくるくらいのほうが自分が勉強したことを確認でき、やる気が持続しやすくなります。できれば英英辞典をひいてみてください。英語で英語を理解することは、スピーキングやリスニングのスピードをあげる練習になります。頭の中から日本語に訳す作業を省くことは、はじめはかなり労力を必要としますが、慣れると楽になってくると思います。英語の考え方が身につくと、自分の表現力も高められます。日本語に訳すと不自然なことばもあるため、英語で英語を理解する能力を高めていくようにしていくといいでしょう。

多読=本をたくさん読むこと、と「本」に限定してしまわずに、さまざまなものに触れ、英語を身につけることを楽しんでみてください。好奇心をもつことが学びの始まりです。自分の好奇心に英語をうまく足し、英語力を高めていきましょう。

この記事を書いた人 kana
kana 世界の文化と言語オタク。観光地よりも、現地人と話すのが旅の目的。防犯対策はしてもしたりないと思っている小心者ですが、周囲に日本人と知られると危険と海外では現地人になりきり、基本的に1人で行動します。 留学は台湾、スペインに続きセブで3度目。海外旅行より滞在をして、じっくりデータを集めるのが好きです。

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