セブと英語のWebマガジン

話せないのではなく、話さないだけ。受け身な英語学習からいざ脱却!

世界の大半の国々では英語を話すのが当たり前。
英語が流暢かどうかはさておき、英語を話さなければならない場面に遭遇することは今後避けることはできません。

もちろんグローバル社会の傘下である日本もまたしかり。
外国人労働者や外国人観光客が日本国内で急増している背景もあり、
英語を話せないことによるデメリット、例えば、就職の際に不利になるなど、が予想されます。

しかし、日本人の控えめな国民性が起因しているのか、日本人の英語教育は非常に受け身に映りがちです。小学校の時から英語の授業の導入をすることで、英語力向上を掲げていますが、受け身な英語教育が根本的に変わらない限り、学習開始時期が早くとも遅くとも結果は伴いません。

イメージとして、読者の皆様が受けた英語の授業とは下記の通りではございませんか?

・英語を学ぶ理由が不明確な状態で、いきなり英語を学ばなければいけない

・テキスト通りの授業で、面白みに欠ける

・文法重視の傾向があり、結局英語を話せる楽しみを見出せない

スーパーグローバル校と呼ばれる学校は例外として、一般的には上記の授業をただひたすらに毎日出席しなければならないわけです。
筆者の中学・高校時代も同じような状況でした。
これではせっかくの学習者たちが受け身な英語学習となってしまっても仕方がありません。

メリット・デメリットの比較

では、次に「受け身な学習方法のメリット・デメリット」を分けて考えてみます。

まず、メリットに関しては、
・テストの点数の取り方は頭に入りやすい
・インプット重視のため、アウトプットに回しやすい

デメリットは、
・学習のモチベーションが継続困難
・「英語を話せる自分」を思い描けない

結果的に、TOEIC850点を採れても、流暢に話すことが全くできない、非生産的な英語学習者を生み出すことになります。
これでは、数字だけ稼ぐけれども、内実が伴わない悲しい状態にしかなりません。

積極的な学習者は英語が得意に見える

一方、受け身ではなく、積極的な英語学習者とはどのような人たちでしょうか?
ここでは私が約3年間滞在していた現在注目の国ベトナムを例にとってお話ししてみましょう。

最近の発表されたデータによると、ベトナム人の英語力は世界非英語圏70カ国中29位で、日本は30位です。

ベトナム人の方が日本人の英語力を凌駕しているかのように見えますが、経験ベースでお伝えすると、 語彙はお世辞にも多いとは言えませんし、会話中の文法ミスも目立ちます。
しかし、ベトナム人は間違いを恐れることなく、積極的に英語を話してくれます。
ベトナム人の場合、受け身な学習者が少ないことから、日本人よりも英語が上手に感じてしまいます。

このような方々が積極的な英語学習者であり、英語を使ってコミュニケーションをとることに抵抗がありません。

正しい文法を以って話すことが最重要であるならば、上記のような学習スタイルは不適当かもしれません。
しかし、積極的に話していくことが重要であるならば、受け身に学んでいる暇はありません。

インプットとアウトプットの切っても切れない関係性

ところで、語学のプロセスを端的に表すと、「インプットからアウトプット」、これに尽きます。
インプットしない限り、アウトプットすることができませんし、アウトプットしたければインプットしなければなりません。
だから、英語を聞き流しているだけでは全く身に付かないわけです。

受け身な人は、どちらかというと、インプット重視の学習をしてきたことが予想されるので、今まで蓄積してきた単語や文法、そして表現方法などをスピーキングやライティングを通じてアウトプットすることが比較的容易です。

振り返ってみれば、今までの時間は実は無駄ではなかったわけです。
受け身な英語学習をしてきた人は、今こそ学習方法を切り替えるべきかもしれません。

初めは恥ずかしいのは当たり前です。
赤ちゃんだって全く話せないレベルから受け身な言語学習を通じ、徐々に話せるようになるもの。
インプットした内容をアウトプットし続けることで、それは自分の能力に変わっていきます。
赤ちゃんにできて大人にできないわけがありません。

「千里の道も一歩から」まずは簡単なことから始めてみませんか?

この記事を書いた人 makoto
makoto 京都府向日市出身。 2009年同志社大学文学部英文学科入学。 大学3年時に休学し、1年間北京の中国青年政治学院に留学。 3ヶ月ほどで日常会話以上のレベルに達し、簡単な通訳を務める。 2014年同志社大学卒業。 卒業後ベトナムに移住し、ベトナムホーチミンの人材紹介会社で勤務。 現在は東京で外国人専門の人材紹介に従事。

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