セブと英語のWebマガジン

英語を生かせる職業に就きたい人へ警告!英語はあくまでコミュニケーションツールです!

こんにちは、読者の皆様!

桜のシーズンが到来し、夜桜の下でお酒を飲むのが楽しみの人も多いのではないでしょうか。桜のごとく、英語学習者も花が咲けば良いですね。

さて、今回のテーマは花見ではなく、「英語を使える職業とは何か?」を突き詰めていきます。決して、各職業の紹介ではなく、その次元を超えたお話をできればと思います。

英語はツールという認識を忘れずに

英語留学をしていたから、若しくは、英文学科を卒業したから、「働く上では英語を話したい」と面接時に話す方がいらっしゃいます。読者の中にも同じ考えの人はいるのではないでしょうか?それだけの志望動機で、会社の商材や組織のことを度外視してしまえば仕事が長続きするのが困難になります。

「英語を話すのが当たり前の環境」に身を置いた場合、英語を話せることは社内で一切アドバンテージにはならないので、英語というコミュニケーションツールを使って、何かできることが求められます。
例えば、英語を使ってシステムを構築したり、英語を使って越境ECの運営をしたり、など、英語+αではなく、α+英語であることを決して忘れてはいけません。勘違いしたまま過ごしてしまうとグローバル社会に取り残されています。まさに茹でガエル状態。

特定の職業だけ、の時代は終わり

とはいえ、英語力がある人はそのスキルを生かせるような仕事をしたいと思うのは仕方ありません。お気持ち非常にわかります。商社の海外営業や、キャビンアテンダント、そして通訳・翻訳が目立つ職業ではありますが、この時代どの職業でも英語を話さざるを得ない状況となりつつあります。

インバウンドで訪日外国人が年々増えている背景もあり、家電量販店やカフェ、コンビニですら英語が必要となって来ています。私がふと渋谷のローソンに立ち寄った時に、外国人がコーヒーを注文されているのを目撃しました。レジにはいかにも英語が苦手そうな中年男性で、コミュニケーションを取るのに苦しんでいました。このように、特定の職業だけで英語が必要というわけではなく、多くの職業で英語を使う機会は増えております。

通訳・翻訳もそんなに甘くはない

通訳・翻訳であれば、常に英語に触れることになります。有名な映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんは年間平均40本の映画の字幕翻訳を手がけているようですが、このレベルに到達するのも多大なる努力が必要となりそうです。

また、今後機械学習(ディープラーニング)が更に発達し、自動翻訳や自動同時通訳が人間のレベルに到達した時に通訳翻訳の職業は自然淘汰される可能性があります。「英語を使いたいから通訳・翻訳の仕事に就きたい」という考えはある種リスキーであるため、将来を見据えてお仕事選びをしていきましょう。

本気で英語を使いたければ海外就職もひとつの手

日本にいる限り、365日24時間英語を使うことは物理的に不可能ですが、どうしても英語を使って働きたいのであれば、「海外就職」をおススメします。日本ほどの待遇を確保するのは難しいですが、あくまで英語を話すことに主眼を置くのであれば、海外で働くのが一番手っ取り早いです。

最近では、「海外で働く=アメリカ、イギリス」ではなくなってきており、むしろビジネスの主戦場(マーケット)はアジアにシフトしております。マレーシア、シンガポール、インドであれば、現地人と必ず英語を使ってコミュニケーションをすることになりますし、「英語を使って買い物」したり、「英語を使ってマネジメント」したり、全ての行動において「英語を使う」ことになります。

「日本で英語使って仕事したい」と嘆くぐらいであれば、いっその事海外に飛び込んでみるのも良いのではないでしょうか?海外就職に抵抗があれば、期限付きのWorking Holiday(最近最大35歳まで)もひとつの手段なので、是非前向きに考えてみてください。
尚、海外で働く場合、年齢を重ねるにつれて採用条件が厳しくなってくるのも事実。できるだけ若いうちに決断してみましょう。キャリア形成の一助となること間違いありません。

この記事を書いた人 makoto
makoto 京都府向日市出身。 2009年同志社大学文学部英文学科入学。 大学3年時に休学し、1年間北京の中国青年政治学院に留学。 3ヶ月ほどで日常会話以上のレベルに達し、簡単な通訳を務める。 2014年同志社大学卒業。 卒業後ベトナムに移住し、ベトナムホーチミンの人材紹介会社で勤務。 現在は東京で外国人専門の人材紹介に従事。

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