セブと英語のWebマガジン

ITパークの近くにあるパワースポット!? 道教寺院(Taoist Temple)に行ってみよう!


セブといえば海・リゾート・南国!というイメージを持っている方も多いでしょう。ただ、自分はそんなにアクティブじゃない・・・という方も安心してください。セブにはたくさん見所があります。街の喧騒に疲れてしまった、ちょっと街中とは異なる空気を感じたい、そんな方は道教寺院に行ってみてはどうでしょう。

1.道教寺院はどこにあるの?

道教寺院(Taoist Temple)はセブのITパークから自動車で20-30分くらいのところにあります。道教寺院はセブの高級住宅街の中にあり、1972年に華僑の富裕層たちの寄付によって建てられた寺院だそうです。道教寺院がある場所は高級住宅街の内部ということで、警備がしっかりしています。自動車やバイクで行った方は入り口でID(免許証など)を預け、引き換えのカードを受け取り住宅街に入ります。IDを預けるのは運転手のみで、住宅街には自動車やバイクに乗ったまま入ることができます。高級住宅街自体の入場は無料なので、ゲートを通過したら普段見ることのない大きな家々を見ながら道教寺院へ向かいます。

2.道教とは

http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20121124/001ec949c2cd121a704915.jpg
道教は中国三大宗教の1つです。三大宗教とは、仏教・儒教・道教の3つのことを指しています。老子という名前を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。老子が実在した人物であるかどうかは意見がまとまっていないようですが、老子は道教の創始者とされているようです。
道教は「道の教え」であり、「聖人の教え」という意味があるそうです。道は学ぶことは可能とされていますが、教えることは不可能と言われています。そこには、ことばで表現できる道は真の道ではないという考えがあるようです。ですので書物などは道そのものではなく、道を指し示すだけであり、真の道は各々で見つける必要がある、とのことだそうです。
仏教・儒教は哲学で教えを説きますが、道教では民衆に身近な哲学を用います。民族的習慣であった呪術・占いを取り入れたり、医学や薬草学から健康法、錬金術などと教えは多岐にわたります。身近な例をあげると、風水や太極拳などは道教と関係があります。また、物語や漫画・アニメの題材としても使われることが多い不老不死・仙人とも関わりがあるようです。気になる方は道教について調べ、学んでから訪れてみるのもいいですね。

3.老子とは

http://misc.home.news.cn/public/images/original/00/3B/B7/6C/6C.jpg
老子とは春秋戦国時代の哲学者であり、道教を創立した人物とされています。老子は本名ではなく、敬称だと考えられており、「老」という字は立派・年を経ているという意味をもっているそうです。また、彼自身の仙人説・不老不死説も語り継がれているようです。孔子・孟子など、中華思想に興味のある方はぜひ訪れたい場所ですね。

4.道教寺院でできること

http://phil-portal.com/wp-content/uploads/2016/06/OssAH.jpeg
道教寺院は見晴らしのいい場所にあるため、セブシティを一望できます。天気がいいとマクタン島も見られます。寺院は一般開放されており、信者でない方も入ることができます。海外からの観光客以外に、フィリピンの方々もよく訪れているそうです。敷地内には万里の長城を再現した通路や願い事をするための泉もあるので、ぜひ見つけてみてください。またセブの道教寺院では、風水で聖獣といわれる龍の像がたくさんあります。門をくぐると目の前に現れる龍の像は、写真スポットであると同時に、パワースポットとして捉えられているそうです。さらに、7重の塔や庭園、鯉なども見ることができるため、写真を撮ることが好きな方は楽しめそうですね。拝殿や本堂以外にも見所はたくさんあるので、ゆっくりと散歩してみるのもいいでしょう。また、2つの木片を使い運勢を占うこともできるので、占いに興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

5.アクセス方法

道教寺院へは、タクシーやバイクタクシーで行くのが一般的です。ITパークからだと徒歩やジプニーでJYスクエアモールまで行き、そこからタクシーやバイクタクシーで行く方法もあります。体力に自信のある方・運動が好きな方はJYモールから歩いていくことも可能です(約2キロほど)。ただし不可能ではありませんが上り坂が多いため、行きは交通機関を使うことをおすすめします。

6.注意事項

http://chugokugo-sekkyaku.com/wp-content/uploads/2016/04/satuei.jpg
本殿や拝殿で係員がいるところでは内部撮影が禁止されていますので、係員の指示に従いましょう。参拝している方もいますので、周囲には十分に配慮して楽しみましょう。
またタクシーやバイクタクシーで行く方は、帰りのタクシーをつかまえるのは困難ですので、行きに乗ってきたタクシーに待ってもらう必要があります。ですので、必ずタクシーに乗る前にドライバーと値段交渉をしておきましょう。

カトリック教徒が多いセブでは、神話の神々を起源とした多神教の道教寺院は異彩を放つ存在です。しかし多神教の文化に慣れ親しんでいる日本人には、親近感がもてる人が多いかもしれません。街中では感じることのできない澄んだ空気をたのしみながら、街を一望し、肩の力を抜いてみる、そんなひとときを過ごしに道教寺院を訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人 kana
kana 世界の文化と言語オタク。観光地よりも、現地人と話すのが旅の目的。防犯対策はしてもしたりないと思っている小心者ですが、周囲に日本人と知られると危険と海外では現地人になりきり、基本的に1人で行動します。 留学は台湾、スペインに続きセブで3度目。海外旅行より滞在をして、じっくりデータを集めるのが好きです。

関連キーワード 関連記事 このカテゴリーの新着記事

PAGE TOP